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Stigma - in the public_enemy -

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[映画] スリー・ビルボード

  • CATEGORY映画
  • PUBLISHED ON2018/ 04/ 29/ 06:20
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あらすじ:
 ミズーリ州の田舎町。
 7か月ほど前に娘を殺された
 ミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、
 犯人を逮捕できない警察に苛立ち、警察を批判する
 3枚の広告看板を設置する。
 彼女は、警察署長(ウディ・ハレルソン)を尊敬する彼の部下や
 町の人々に脅されても、決して屈しなかった。
 やがて事態は思わぬ方へ動き始め……。
 シネマトゥデイより。

監督は『セブン・サイコパス』などのマーティン・マクドナー。

娘を殺害された母親が警察を批判する看板を設置したことから、
予期せぬ事件が起こるクライムサスペンス。

本作はベネチア国際映画祭で脚本賞、トロント国際映画祭で
観客賞、第90回アカデミー賞では作品賞、脚本賞、作曲賞、編集賞など
6部門で計7つのノミネートを受け、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)と
助演男優賞(サム・ロックウェル)を受賞。

そうそうたる受賞の経歴に相応しい映画作品だったように思う。

何がやはり強烈に記憶に残ったかというと、『悪意』そのもの。

悪意はそのまま狂気と捉えてもよさそうですが、
フランシス・マクドーマンドが演じたミルドレッドの手段を択ばない
思い切りの良さや、言葉の選び方、怒りのままに振舞う怖さ…。

その怒りの矛先である、警察署長(ウディ・ハレルソン)は
一見とても良さそうな警察に見えるし、ミルドレッドを気にしているけれど
彼が実際にした事は彼をよく思う人達に、更にミルドレッドに対する
憎しみを増やす事だった。その思惑を手紙で知る事になるが
ミルドレッドが取る行動がまた過激すぎる…。

警察署長の下で働くジェイソン・ディクソン巡査は
粗暴で、異常なほど警察署長を尊敬する人間であり、
とある事件以降で彼の異常性が更に飛び出してくるのだけれど
とある事によって改心していく。皆が皆、悪意を放出している中で
彼を清涼剤と言っていいのだろうか…。でも、彼が改心する
シーンもまた印象的であり、警察官はこうであってほしいと
思うに足る所でした。

いや…警察官はこうあって欲しくないな…やっぱり。
ミルドレッドとジェイソンの二人がコンビになると何が起こるか
全然わからない。きっと良くない事が起きるのだろう。

好意が反転して悪意になるのは本当に怖い事だと思う。
人々は善意で実施しているのだから、良心の呵責などない。

この映画も新しいタイプの映画として記憶に残りました。
人々の悪意と思惑、どろどろとした感情と痛々しい暴力シーン…。

そんな要素を上手くまとめた映画だったように思います。
思い出すだけでも、何処か痛くなるようです…。
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